ブログ

~震災から1年7ヶ月~

こんにちは、インストラクターの石戸です。
先日10月28日(日)宮城県登米市内の仮設住宅に
音楽イベントボランティアに行って参りました。
現地へ向かう途中の山々は黄色や橙色で染まり初めておりました。
そんな中、
瓦屋根が崩れたままで これから直すであろう民家も目にとまりました。

仮設住宅敷地内にある 集会所に到着。
唱歌や懐かしの歌謡曲にトークありの時間をご一緒させて頂きました。

会った事もないどこぞのモンが
なんだか歌を一緒に歌いに来たきた(笑)というのと
N○Kさんの取材カメラが撮影していた事もあってか
皆さんすこ~し抑え気味な感じで始まりましたが…

会が進むにつれ、
遠慮がちだったお声の層も厚くなり…、手拍子はもちろんの事
合いの手や囃子詞(はやしことば)が入ったかと思えば、
歌いながら踊り出す方まで(笑)ソーラン節♪

会の終盤、
船乗りだったというお父さんが自分の胸に拳をあてて…

“たくさん有名な歌手が来たよ。
でも心だよ…。あんた達はえらいよっ!
180歳まで生きる(笑)”

何にも変えがたいお言葉を頂いた気がしました。
歌に…心。
形や目で見えないもの…これからも大事にしていきます。

帰りの車中からは、
冬の到来を告げる渡り鳥ガンの群れが飛んでいるのが見えました。

これからもっと寒さが厳しくなりますね…。

皆様またお邪魔します。
どうぞお身体に気をつけて。